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2012年07月02日

千ヶ滝湯川用水温水路

最近の農業は悲しい面が多いですが、
本来はもっとも重要な産業の一つのはずです。

小諸市御影地区や
佐久市岩村田地区の農業用水は、
軽井沢の千ヶ滝と湯川から
導水されてます。

全長は19kmくらいあるそうです。

その道中に千ヶ滝湯川用水温水路があります。



1650年から農業の開拓目的で
開発されたそうですが、
その水源は雪解け水が主であったため、
とても冷たく、農業用水としては不適だったそうです。

水源の水温はかんがい期間平均13.2℃、
土水路を流れ、到達したときの温度は15℃だそうです。

その水温を上昇させるために、
この温水路が建設されたとのことでした。

軽井沢、追分に幅20m長さ934mの
水路が建設され、水田の水温は18.3℃となり、
水稲の冷害が防止されたそうです。



近年の温水路は、昭和42年に完成し、
その間、幾度か改良もされ、
現在も機能しています。





地元には御影用水と呼ばれる農業用水があり、
その恩恵を受けています。

現在の温水路の淵には、
高級そうな住宅も見られ、
リゾート地の趣もあり、
とても優雅な環境でした。  

Posted by conquest at 20:27Comments(0)(勝手に)近代産業遺産