2012年01月29日
共食い 田中慎弥
話題の本です。本よりも著者の方が話題ですか!

早々に手に入ったので、早速読みました。
そもそも芥川賞の選考基準って何なんだろうか?
この著者は、口が達者でそれに伴う実力も垣間見れますが、
世の中にはたくさんの名著、良書が既にあるので、
そこと比較すると、石原都知事の言うとおり、
刺激を提供してくれる本とは言い難い。
ただし、『苦役列車』の西村賢太氏と同様、
将来にわたっては期待したいと思います。
そういう意味で、芥川賞受賞作品は、
文章力、表現力などは、一応はそれなり、
内容は物足りない、
面白いかどうかで言うとそうでもない、
と思います。無理に読む必要もないかと思いますが・・
読んでみたくなるんですよね。
この本についていえば、
著者の年代、故郷の話なんでしょう、
当時の情景も浮かび懐かしく、表現も良いと思います。
最近の流行りの小説とは違い、趣があっていいです。
2作品収録されてますが、個人的には『第三紀層の魚』
の方が好きです。
『共食い』は方言の解読に苦慮してしまった。
著者の性格も、嫌いではないです。
気の小さい・・・、貰っといてやる。。。 って態度、いいじゃないですか!
早々に手に入ったので、早速読みました。
そもそも芥川賞の選考基準って何なんだろうか?
この著者は、口が達者でそれに伴う実力も垣間見れますが、
世の中にはたくさんの名著、良書が既にあるので、
そこと比較すると、石原都知事の言うとおり、
刺激を提供してくれる本とは言い難い。
ただし、『苦役列車』の西村賢太氏と同様、
将来にわたっては期待したいと思います。
そういう意味で、芥川賞受賞作品は、
文章力、表現力などは、一応はそれなり、
内容は物足りない、
面白いかどうかで言うとそうでもない、
と思います。無理に読む必要もないかと思いますが・・
読んでみたくなるんですよね。
この本についていえば、
著者の年代、故郷の話なんでしょう、
当時の情景も浮かび懐かしく、表現も良いと思います。
最近の流行りの小説とは違い、趣があっていいです。
2作品収録されてますが、個人的には『第三紀層の魚』
の方が好きです。
『共食い』は方言の解読に苦慮してしまった。
著者の性格も、嫌いではないです。
気の小さい・・・、貰っといてやる。。。 って態度、いいじゃないですか!
Posted by conquest at 17:09│Comments(0)
│BOOK