2012年05月02日
流星ワゴン 重松清著
重松さんの本はこれで2冊目です。
とてもハートフルな内容が多いと記憶していましたが、
この本も心情重視の内容です。
大枠としては、
人生にはターニングポイントというものがあって、
そこで別の決断を下せば、今よりも、もっといい結果が
出たかもしれない・・・
この本の場合、
人生をリセットしたり、
結果を変えたりすることはできないのですが、
その時に自分の思っていることを伝えたり、
その時に知らなかったことを感じたりすることで、
気持ちを整理して、現実を直視する ようになる
というものです。
すっきりとした読後感はなかったのですが、
もやもやした中にも何か暖まるものがあります。
説明するのが難しいのですが、
少しウェットで親子の心情物、時空もの、
に興味があれば読まれても良いかもしれません。
Posted by conquest at 12:55│Comments(0)
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