ジェノサイド 高野和明著
やっとという感じで読み終えました。
かなりのボリュームで、内容も結構、濃い目です。
物語もだいぶ繊細、詳細で、しかも壮大な仕上がり。
これだけだと何のことかわかりにくいとは思いますが、
面白いことに変わりはありません。
新種生物をめぐって、
主人公の薬学生とその仲間をはじめ、
国家、民営軍隊など多くの人たちが、
それぞれの立場、考えによって
行動していく様が魅力です。
個々のつながりは密接ではないのですが、
その思惑が読み手にはわかるので、
面白いです。
少々難しい内容も、詳細にそして丁寧に書かれているので、
このボリュームになった感がありますが、
しっかりと読み進めると、
理解して読んでいくことができます。
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