少女 湊かなえ
なかなか読み進まなかったのですが、2週間かけて読み終わりました。
この人の作品は、暗くて、どんよりしていて、粘着質系の物が多いです。
登場人物も、いわゆるひねくれた子たちや少し変わった子たちばかり。
女性作家の書く小説なので、知り得ない女性の世界というのも
あるのでしょうか・・・・、でも、なじめないというか、読み進まないんですね。
当人たちにとっては、深刻な内容かもしれませんが、
木を見て森を見ずではありませんが、狭い世界でもがきつくすような
印象が面白いと感じられないんです。
物語自体は、旨く構成されていて、いろいろと考えられているなと思います。
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